開拓地&ダンジョン¶
貴方たちが活動することになる舞台ね。基本的にマルチバース汚染によって変質した建築物や土地が調査対象となるわ。変質した建築物のことをダンジョン、土地を開拓地ということが多いわね。
ダンジョンや開拓地は基本的な構造こそ変わらないんだけど、マルチバース汚染の影響で内部環境が不安定なのよね。それに大抵の場合はエネミーの巣窟になっているわよ。貴方たち冒険者は何かしらのクエストを受けてダンジョンと開拓地に挑むことになると思うけれど――その際、以下のルールが貴方たちには課せられるわ。
①強制帰還権は冒険者ギルド連盟が握る¶
知っての通り、ダンジョンと開拓地には危険が満ちあふれているわ。エネミーはいるし、汚染はある。だから、冒険者である貴方の生死が危ぶまれた際は冒険者ギルド連盟が強制帰還を執行するの。
【HPが0になり、蘇生手段がない場合。MULが規定値を超えて、ダイスロールに失敗した場合にそのキャラクターは帰還し、そのセッション中は活動ができません】
②アーティファクトの保有権は冒険者ギルド連盟が握る¶
もし、探索中にアーティファクトを発見した場合は帰還時に冒険者ギルド連盟へ提出すること。連盟が精査した後、個人所有が認められるかが決まるわ。ちょろまかそうとしないでね? その場合は厳しく処罰されるから。
③冒険者の理念の遵守¶
理念は知ってるわよね。面倒だけど一応復習させてあげる。
冒険者は私益のためでなく、三国及びペイラインの恒久的な幸福のために開拓活動に従事する。
この理念は頭に叩き込んでおいた方がいいかもしれないわね。未提出のアーティファクトの個人利用や、冒険者としての力を不正に使用することが厳しく罰せられるのは、この基本理念があるからよ。
さて、じゃあダンジョンの説明に入る前にもうちょっと座学よ。ダンジョンや開拓地には”踏破”という概念があるわ。
この踏破は、3つ条件を満たした場合に認められるわ。
①ダンジョン内の全ての部屋を確認した。
②ダンジョンに生息するエネミー全ての調査率を100%にした。
③ダンジョン内で発生する現象の全てを確認した。
この3つの条件を満たした場合、その冒険者には当該ダンジョン及び開拓地の“制覇”となるの。誰も制覇していないダンジョンの場合、第一人者の栄光も与えられるんだけど……今は気にすることじゃないわね。
どれだけのダンジョンを制覇したかは、冒険者の格を示すのに適切な指標よ。それに、制覇する度に色々な報酬が冒険者ギルド連盟から与えられるわ。しかも、小分けの報酬も貰えるのよ?
これはやるっきゃないわね。
【ダンジョン・開拓地の制覇について
・制覇をする度に、アイテム「ギルドの紹介状」を獲得できます。このアイテムは初期職業以外の職業を解放する際に、無料で開放できるようになるアイテムです。
・エネミー1体の調査率を100%にする度、エネミーのランク×100のお金が貰えます。
・現象を1つ確認する度、50のお金が貰えます。
・制覇時、ダンジョン報酬として決まったお金が貰えます】
じゃ、今現在貴方たちが向かうことができるダンジョンを教えてあげる。